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水俣病に学ぶ 1

2013.12.03 00:02|水俣病
私たちが今学ぶべきもの。

チェルノブイリの被害の様相。
そして
水俣病の歴史。

水俣病の歴史には「日本における」公害の問題点が
濃縮されています。

水俣病研究の第一人者として知られる原田正純さんのことばです。

   原発から海に垂れ流された放射性物質について、専門家たちは、
  「海の水で薄まるから、環境への影響は少ない」と口をそろえた。
   そんな学者たちの解説を知った原田さんは、
  「日本は歴史から何も学んでいないのか」とため息をついていたという。

   水俣では、海で薄められたはずの有機水銀が食物連鎖に従って
   高濃度に蓄積する「生物濃縮」が発生し、その魚介類を食べた住民に
   被害が続出したからだ。


放射性物質も生物濃縮します。
ところが今の日本では・・・

魚介類消費を柱に ロックフェラーJr.の団体が食育プログラム発表
産経ニュース 2013.11.7 21:28

abekanpai.png
安倍首相夫人、魚類消費を推進!


水俣市はチッソの企業城下町でした。

チッソ工場出身者が町長、町議会議員、市長となり、
チッソ工場のための港湾開発、駅の開業、固定資産税優遇措置、
水俣川の水利権の独占使用など、多くの優遇措置がとられました。

こうして百間港や市民が海水浴を楽しんだ海岸線も廃棄物の
捨て場に変わっていったのです。

利権  >  環境 住民の命


こんな歴史、くり返したくない。


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水俣病に学ぶ 2

2013.12.09 00:32|水俣病
環境省  国立水俣病 総合研究センター
minamata.png

放射線障害の症状は千差万別です。
被ばく量にもよりますが、症状が出るまでの期間も
数日~数十年と個人差があります。

アレルギー、うつ、精神異常、心臓疾患、あらゆるガン、白血病
呼吸器疾患、白内障、腎炎、肝炎、不妊、出産異常、
そしてあまたの難病。

こういった病気は原発事故以前から存在するため
放射線障害だと言い切ることは困難です。
だから、病気になっても国や東電は責任をとって
くれそうもありません。

責任をとらなくていいと思っているからでしょうか。
核廃棄物レベルの食品を安全として流通させたり、
ガレキを拡散したり、
魚介類をもっと食べようと言ったり、

正気の沙汰とは思えません。

だから自衛するしかありません。

その指針となるのは、水俣病とチェルノブイリ。

水俣病はすでに様々なアプローチによって研究がされており、
環境省  国立水俣病 総合研究センター
のHPにも色々な情報がアップされています。

東電原発事故を正しく深く理解するために、
そして自衛していくために有益な情報ばかりです。

活用しないのはもったいない!


水俣病に学ぶ 3

2013.12.10 00:45|水俣病
水俣病の症状
環境省 国立水俣病総合研究センターHPより抜粋

   ・手足がしびれたりふるえたりする
   ・目の見える範囲が狭まる
   ・耳が聞こえにくくなる
   ・言葉がはっきりしゃべれなくなる
   ・つまずいたりよろめいたりする
   ・普通には歩けなくなる
   ・けいれんを起こす
   ・寝たきりになる

   特にこれらの症状が激しかった人は意識を失い、手足や身体を激しく動かし、
   昼夜の別なく叫び声をあげ、壁をかきむしったりしながら、
   発病から1ヶ月ほどで亡くなっていった。
   出生の時から身体や精神の発達が遅れる者や早期に死亡する幼児も出たりした。

水俣病の原因

   チッソ水俣工場からの排水に含まれていメチル水銀に
   汚染された魚介類を食べたことによる中毒性の神経系疾患


水俣病の経過

   昭和20年代 水俣の漁民を中心に原因不明の奇病が発生。伝染病が疑われる。

   昭和31年  熊本大学医学部研究班が魚介類に原因があると特定

   昭和34年  熊本大学医学部研究班が「有機水銀」が原因物質と公表

   昭和43年  水俣病の原因が「有機水銀」であることが政府統一見解となる


***********

水俣病では、熊本大学が早期に原因特定をしていたにもかかわらず、
それを政府が認めるまでに10年以上かかっています。

原因特定は被害者救済の第一歩です。
10年もかかったのではどうしようもないですが、これが現実。

そして今、同じようなことがくり返されようとしています。
この、未曾有の原発事故、放射能災害において。

病気は「なったもの負け」。

いつもどこかに苦痛を抱えているのはつらい。
症状がひどくなれば、生活することも働くことも
ままならない。

そして病気の次にくるのは経済的困窮です。

もともと慎ましい生活を送っていた水俣の漁民達の生活は
水俣病の発生によってたちまち困窮し、
貧しさが患者と家族を襲うことになりました。

翻って今。

我が家もそうですが、多くの家では住宅ローンや教育費が
家計に重くのしかかっています。
そこで家族の誰かが発病するとたちまち困窮してしまう。

いずれ困窮するのなら、早めに避難して発病リスクを下げたほうが
いいとは思いませんか?

もちろん自主避難はラクなことではありません。
人それぞれ考え方や価値観もあるので、
避難することを受け入れがたいと感じるひとも
大勢いらっしゃいます。

ですが、子どもの健康や将来に換えられるものが
あるでしょうか。

子どもを一生涯にわたって苦しめるような選択を
するのかしないのか。

私たち1人1人が問われています。

水俣病に学ぶ 4

2013.12.20 00:59|水俣病
原因究明が遅れたために被害が拡大した水俣病
shiranui.png
1958年、チッソ排水溝が水俣湾から不知火海に変更され、
不知火海沿岸漁民2万人が水俣病を発症した。
 <水俣病>より抜粋

水俣病は最初、伝染病だと思われていました。

家族に水俣病患者が出た人たちは、
うつるのではないかという恐怖から皆に怖がられ、
想像を絶する差別にさらされていきました。

道端では石を投げられ、
村の寄り合いには来るなといわれ、
買い物に行っても迷惑がられ、
共同井戸さえも使えなくなって、
炊事さえままならない状態に陥りました。

亡くなった子どもを家に帰そうとしても
伝染病だからと車にも断られ、
母親は冷たくなった我が子を背負って
泣きながら歩いて帰ったのだそうです。

そして、やがて、差別していた人たちの間にも
水俣病は広まっていきました。

実は、水俣病はチッソの工業排水が原因ではないかと
早くから疑われていました。
原因究明が遅れてしまったのは「チッソ=今までどおりの経済」
を守ろうとする勢力が大きかったからです。

水俣病の原因物質である有機水銀を放射性物質に
置き換えると、今まさに同じようなことが
繰り返されようとしています。

被害者を早期に正しく救済していれば、
上記写真のように排水溝が不知火にも作られて、
新たに2万人もの被害者を出さなくてもよかった。

そして今。

平時の200倍以上のペースで小児甲状腺ガンが見つかっている以上
子どもには「避難」しか選択肢はないはず。
だけどオトナたちは今までどおりの経済を守るために
動こうとしない。

100ベクレル/Kg以下なら安全として汚染食材を流通させ、
測っているから大丈夫だと胸をはり、
現地を見てほしいと言って人を招く。

それは自ら被ばくし、そして他人を被ばくさせる行為。
被ばくとは、命の設計図がズタズタにされてしまうこと。
人を被ばくをさせるということは、
石を投げること以上に恐ろしい。

無知ゆえに被害者に石を投げていた人たちが
やがては次の被害者になるという構図にも重なります。

水俣病に放射能公害の未来が見える。

水俣病に学ぶ 5

2013.12.21 23:32|水俣病


水俣病の原因がチッソの工業排水であることは早くから疑われていました。
公害の原因企業チッソが早期に非を認めて的確な被害者救済をしていれば
被害拡大をくいとめることができたはず。

ところが、水俣市はチッソが悪いと言えるような所ではありませんでした。

チッソ城下町では親戚や家族の誰かがチッソ勤めであるケースも多く、
チッソが悪いなどとは決して言えない人が多かったのです。

通産省や厚生省などの官庁もまた、チッソを援護することはあっても
被害者救済には興味を示しませんでした。

昭和24年水俣市の初代市長に就任した橋本彦七はチッソ出身者。
橋本彦七がチッソ時代に取った特許こそが水俣病発生の原因でした。


橋本彦七は現職市長時代、水俣湾産の魚介類を摂食することによって
水俣病が発生すると強く疑われていたさなかに漁獲物販売禁止に反対
しました。
漁民に対する補償問題発生を懸念したからだそうです。
 <ドキュメント水俣病事件1873-1995>

橋本彦七は4期16年間市長職にありました。
水俣市議会にもチッソ出身者が多かった。

公害を作り出した張本人が政治も経済も支配し、
責任逃ればかりを考えて、被害者を冷酷に切り捨てる。

それが対岸の不知火、そして新潟県(第二水俣病)にまで被害を拡大
させることになりました。

そして今。
絶望的なレベルの放射能汚染水が太平洋にダダ漏れの今。

安倍首相夫人は「魚介類をもっと食べよう」キャンペーン。
テレビでは東北の漁業再開のニュースを喜ばしく報道。
スーパーではサンマ祭りに牡蠣祭り。

悪夢のような展開です。

公害を作り出した張本人が政治も経済も支配し、
責任逃ればかりを考えて、被害者を冷酷に切り捨てる。

水俣の不幸の構図は、現在進行中の放射能公害の構図に
そっくりそのまま当てはまります。

私たちは今、水俣病の歴史に学び、過ちを繰り返さないために
最大限の努力をしていくしかないと思うのです。


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