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海外からの圧力: マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.01 00:02|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の
翻訳を開始しました。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

---------------------------------------------------
11:58-13:20 イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領

イ 2つの重要な要素があるようですね。

  その1つ、法案通過のためのサインを拒否して
  国民投票を行うように仕向けたのは
  大統領ご自身ですよね。
  
大 そうです。   

イ イギリスのブラウン首相(2007-2010年)でさえ、国民投票など
  執り行ったら、イギリス国内にあるアイスランドの資産を
  凍結するぞと脅してきましたよね。

  ブラウン首相はレイキャビクを訪問しても歓迎されない
  でしょうねえ。

大 ははは、ゴードン・ブラウンはアイスランドの政治に
  色々と介入してきましたから、
  イギリスで忘れ去られた後でも、アイスランドでは
  忘れられることはないでしょうね。
  私たちがカナダとの数千年に及ぶ長い歴史を忘れては
  いないように。

  それはさておき、あなたのおっしゃるとおり、
  イギリスはとんでもない要求をアイスランドに
  突きつけてきました。
  
  NATOの創設メンバーでもあるアイスランドを
  アルカイダやタリバンと同列のテロリストだと
  いわんばかりの扱いですよ。  
  そしてアイスランドが破滅するような法律を制定させようと
  働きかけてきたのです。

  私たちに何の断りもなく銀行に拠出したかと思えば、
  拠出した金額をアイスランドに請求してくるし、
  我々が支払い拒否をすると、
  今度はIMF理事会での地位を利用して、IMFの救済プログラムを
  妨害し始めるといった具合でね。

  2009年を通してイギリスが債権国であることを盾にして
  我々に行った嫌がらせというのは本当に酷いものでした。

-----続く-----

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民意>市場 マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.02 00:02|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の翻訳。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

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13:20-16:30 イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領

イ 本日のゲストはアイスランドのグリムソン大統領です。
  レイキャビクの大統領執務室と電話がつながっています。
  経済危機の苦境からの驚異的復活について
  お話をうかがっているところです。

  大統領、銀行の損失補填のために税金から拠出するという書類
  へのサインを拒んだとおっしゃいましたが、
  なぜそんな気持ちになったのか、どのように覚悟を決めたのか、
  教えていただけますか。

大 思うに重要な点は2つです。

  現行の経済システムは、ヨーロッパ全域で稼動している
  銀行を基盤としていますが、

  銀行がひとたび経営に失敗すれば、
  例えば農家や漁師、医者や看護師といった
  一般の人たちに責任を転嫁することができるという
  ルールになっていたなんて誰も知りませんでした。
  
  莫大な利益があがったときには独り占めするくせに
  失敗すれば税金で肩代わりしてもらおうなんて
  どちらも同じくらい酷い話です。

  本質的に不公正であるだけでなく、
  自由市場の原則にも反しています。

  合意には至らなかったものの、
  銀行の損失を補填するために税金から拠出するという
  計画が実行されていれば、
  アイスランドの経済的主権は危機にさらされ、
  数十年は苦しみ続けなければならなかったでしょう。

  ただし問題の本質は別のところにあります。
  
  多くの人たちが、財政的に、経済的に、
  過去を振り返ったり、未来を予測したり
  複雑な解析を行いましたが、

  最終的に私は、とても根源的な選択を迫られるに至りました。
  ヨーロッパの経済市場を通じて多くをアイスランドへ
  投資した人々を選ぶか、
  アイスランド国民の民主的意思決定を選ぶかです。
   
  私が下した結論は、アイスランド国民の民主的意思決定を
  尊重することでした。
  アイスランドもヨーロッパ諸国も社会の存立基盤は
  経済市場にではなく民主主義にあります。

  経済市場のほうが民主主義よりも重要だなどと
  言い始めたら、思うに、それは大変危険な領域に
  足を踏み入れることになります。
  
  ヨーロッパを見てみれば、色々な局面において、
  自由市場における経済活動が、かつてないほどに
  重要性を増しているからか
  皆忘れてしまっています。

  ヨーロッパが生み出したものの中でもっとも大切なのは
  自由市場システムではなく民主主義と人権の概念なのです。

  アジアなど他地域の経済は活況を呈しているかも
  しれませんが、民主主義はあまり浸透していません。

             -----続く-----

--------------------------------------------

民主主義と人権の概念は

自由市場システムよりも大切



原発反対の人が8割といわれる今の日本で
原発再稼動や新規建設、あろうことか輸出まで
進められているなんてどう考えてもおかしい。

戦争反対の人が多いはずなのに
外国の戦争に参加しようとする
法律制定が進められているなんて
どう考えてもおかしい。

日本の民主主義は機能不全に陥っています。

民意ではないものに

従う日本のあり方に

もっと疑問をもって声を

あげていく必要がありそうです。



すでに脅かされている命と財産を

何とか守り抜くには、民主主義を

正しく機能させるしかありません。


民主主義と人権が自由市場システムよりも

上位にあることを

もっと真剣に考えていかなければ

民主主義を正しく機能させなければ

私たち日本人は原発と戦争で

死に絶えていくことでしょう。


中国の存在 マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.03 00:02|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の翻訳。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

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16:30-19:58 イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領


イ 大統領のお話のなかで大変印象的なのは
  西洋諸国が、西洋諸国の民意が、アイスランドの民間銀行倒産による
  損失を税金で補填しろと圧力をかけてきたわけですが
  そんな中で唯一、建設的な交渉ができた国があり、
  それが中国だったそうですが、それについては
  どのように説明されますか?

大 それはとても特筆すべきことでしたね。
  2008年の10月、11月、12月、そして2009年1月、
  EU加盟国はそろってイギリスの味方についており、
  倒産した民間銀行の経営責任はアイスランド国民が
  負担すべきだと主張していました。

  アイスランドの国力に比すれば、
  国民が背負わされる負債額は莫大なものでした。
  あまり認知されていませんが、
  アイスランド国民が支払わねばならない負債額は
  民間銀行一つの負債とはいえ、
  イギリスの国力に換算すると1兆ドルに相当するのです。
  
  1兆ドルですよ。債権購入額から換算すれば。
  ヨーロッパが緊急時のために備えている予備資金量に
  等しい金額です。

  ヨーロッパ諸国は、フェロー諸島やフランス・ポーランドなどの
  例外はあるものの、一致団結して、イギリスの言いなりに
  なることを強要してきました。

  長きにわたる同盟国であったアメリカも、
  何一つ助けてはくれませんでした。
  非公式には気の毒には思うと言ってくれましたが
  できることは何もないと。
 
  八方塞のなか私は、時の首相、外相とともに
  中国の国家主席・胡 錦濤(任期2003年~2013年)
  およびアイスランド大使と外交文書のやりとりを開始しました。

  驚くほどに洗練された意見交換がなされ、
  両国政府高官の間でのやりとりは4-5ヶ月続きました。
  
  最終的に、アイスランドと中国、両国の中央銀行の間で
  合意がなされ、後に政府高官が派遣されてきました。
  中国はアイスランドへ投資することになり、様々な
  契約が交わされました。
  
  私は、大学教授として数十年にわたって国際政治を研究してきた
  人間でありますが、
  中国との対話は非常にレベルが高く洗練されており、
  アイスランドに対する外交姿勢も友好的であると
  感じました。

  我々と長く友好関係、同盟関係にあった国々は、
  アイスランドの国難に対して無関心を装うか、
  敵意をむき出しにするかのどちらかでした。

       -----続く-----

経済危機の廃墟から立ち上がったアイスランド

2015.07.04 00:01|アイスランド
2008年~2015年 アイスランド経済情勢タイムライン byガーディアン紙

原文はこちら

--------------------------------------------

【経済危機の廃墟から立ち上がったアイスランド】

2008年の世界金融危機の象徴的存在となったアイスランドは、
経済危機に際して発動された資本規制をゆるめて、
孤立政策を終了させていく兆しをみせています。

■2008年10月

資金調達できなくなった3大銀行の銀行業務をアイスランド政府が引き継ぐ。
グリトニル、ランズバンキそしてカウプシングは、アイスランドの年間経済生産量の
10倍以上の資産を蓄積してきたが、もはや自分自身に資金供給することさえできない。

ランズバンキの倒産により、英国とオランダの40万人がアイスセーブ口座に
託していた預金が消滅。
英国とオランダは、これらの損失はアイスランド人の税金によって
全額補填されるべきだと主張。

イギリスの経済相アリステア・ダーリングは、ランズバンキが有する
英国資産を凍結するという対抗措置を講じる。



■2008年11月

アイスランドは、アイスランドクローナを保護し、外貨流出を
食い止めるために資本規制をかける。

国際通貨基金(IMF)は21億ドル(14億ポンド)をアイスランド政府に融資、
ヨーロッパ諸国においては1976年以来初の、IMFの救済を受ける国となる。


■2009年2月

首相Jóhanna Sigurðardóttir の中道左派連合は、EU加盟を申請する
公約によって当選を果たす。



■2010年3月

国民投票。アイスランドの有権者の圧倒的多数は、アイスセーブ口座の
損失補填として英国とオランダに40億ユーロを支払うことを拒否。

エイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火。巨大な噴煙は1週間以上にわたって
ヨーロッパ全土を覆い尽くす。



■2010年12月

アイスランド政府は、アイスセーブ口座の損失補填として英国とオランダに
40億ユーロを支払うことに同意。完済予定は2046年。


■2011年4月

2回目の国民投票。アイスランドの有権者は再度、アイスセーブ口座の
損失補填計画を拒否。
より厳しい計画が提示された初回の国民投票での反対票が93%だったのに対し、
2回目の国民投票では反対票は58%へ落ち込む。



■2012年2月

信用格付機関フィッチは、その国が投資に適合していることを意味する
BBB-にアイスランドを格付け。

経済回復 マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.05 00:02|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の翻訳。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

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19:58-22:00 イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領
  
イ アイスランドは現在、成長率を3%に設定しておられますが、
  負債を抱えながら国際市場に参入するのは
  困難なことではないでしょうか。
  投資家はアイスランドを信用しないのではないですか?

大 いいえ、それどころか、今やアイスランドは投資家から
  注目を集めて過ぎていることが問題視されているほどです。
  経済市場に関していえば、今年2011年の初めには好成績を
  残していますし、

  アイスランドの債券は国際市場においても評価が高く
  様々な経済指標も、昨年の2010年と今年2011年の前半には
  回復しています。

  リオ・ティント社(多国籍の鉱業・資源グループ)は
  アイスランドに5億ドルの投資を決定しました。
  経済危機後に初となる国際投資です。
  他にも、アイスランドでデータセンターを立ち上げるなど
  海外からの投資は活発化しています。

  経済回復に成功した理由はたくさんありますが、
  ここ数年、経済危機を通して、私たちの国民国家には無視できない
  能力があることが示されてきました。
  長期的な経済改革に成功し、海外投資家を満足させる
  責任能力もあり、

  さらには、水、海洋資源、クリーンエネルギー、素晴らしい自然
  など天然資源に恵まれていることに
  ITやハイテク分野の発展なども加わり
  輸出は好調です。

  以上のことからアイスランドは比較的短期間のうちに
  経済危機を脱しつつあるといえるでしょう。

           -----続く------

銀行と人財 マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.06 00:02|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の翻訳。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

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22:00-23:43  イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領
  
大  この番組のリスナーが興味をもってくれるかもしれない点に
  ついて、ついでにお話ししておきましょう。

  銀行が倒産した後に気づかされたのですが、アイスランドの銀行は、
  アメリカやヨーロッパの銀行と同様、
  多くのエンジニア、数学者、コンピュータ・サイエンティスト
  らを抱えるハイテク産業に様変わりしていました。
  
  そして銀行が倒産すると、銀行が好待遇で囲い込んでいた
  優れた人材が労働市場に放出されました。
  エンジニア、数学者、コンピュータ・サイエンティスト、
  デザイナー、プログラマーなどのスペシャリストを
  得ることができたITやハイテクなどの産業界は
  2008年の経済危機以前よりも
  大きく成長することになりました。

  ここから学べることは、21世紀に、ITやハイテクなど
  創造性の高い分野で競争力を強化したいと思う国では、
  巨大な銀行システムの存在は、例えそれが成功をおさめて
  いるとしても、創造的な分野にとってはマイナスに
  作用するということです。

       -----続く-----

民主主義の先進国 マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.07 00:18|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の翻訳。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

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23:43-25:48  イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領

イ 大統領、アイスランドは、国民が同じ考え方でまとまった、
  政治的にも一致団結した小さな国であるとおっしゃいましたが、
  経済危機から脱したアイスランドの方法が、
  ユーロ圏にあるギリシャ、イタリア、アイルランド、
  スペインなどの国々にも通用すると、
  あなた方のやり方が適用できると思われますか?

大 それは見方にもよりますが、
  もちろん、アイスランドには自国通貨があるという
  大きな違いがあり、
  ただしそれもまたユーロの枠組みのなかにおさまって
  平衡を保っているわけですし、
  
  やはり、今まで述べてきたように、今まで常識とされてきた
  方法にとらわれず、今現在もユーロ圏では支配的な考え方に
  果敢に挑戦していくことはできるはずです。

  確かにアイスランドは小さな国ですが、
  西洋社会の先進国なのです。
  小さな国だからこそ経済危機からは短期間のうちに抜け出る
  ことができたという論には与したくないですね。

  アイスランドの経験は、いわば社会実験の研究材料に
  なるのではないでしょうか。

  なぜなら、アイスランドのような小国で起きた紛争や、
  新しく試みられたことや、打ち出された景気回復策などが
  どのように作用しあったかは、
  それがもっと複雑な社会で起きた場合よりも
  その関係性を理解することが容易だからです。

  アイスランドで成功した改革の方法は
  他の国々にも通用するものだとは思いますが、
  私の立場から、それを他国に薦めるようなことは
  決してありません。

  アイスランドの過去3年間の歩みは本当に辛いものでしたが、
  この短いスパンにとらわれず、
  私たちが何を経験し、何を学び、どうなったのか、
  茨の道を歩かざるを得なかった原因は何だったのかについて
  知ったうえで、それぞれの国自身が困難を解決する方法を
  見出していくべきだと思います。

          ------続く-----

苦難への旅立ち マフィア銀行に打ち勝ったアイスランド

2015.07.08 00:02|アイスランド
アイスランドはいかにしてマフィア銀行を打ち負かしたのか
How Iceland defeated the Anglo-American Bankster Mafia


1996年8月以来再選を重ねる、アイスランドの現職大統領
オラフル・ラグナル・グリムソン/Ólafur Ragnar Grímsson氏。

2011年12月11日、カナダのCBC放送が、
グリムソン大統領に電話インタビューをした音声情報の翻訳。

革命の前にも後にも大統領であり続けている
グリムソン氏の肉声。
超超超・貴重情報です!

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25:48-27:51  イ:インタビュアー 大:グリムソン大統領

イ それでは大統領、最後の質問をさせて頂けますか?
  私たちは戦後、市場原理が支配する時代を生きているわけですが、
  労働よりも資本が、製造業よりも金融業が重視される
  というあり方の方向性が変わっていくと思われますか?

大 そうなるといいですね。
  経済危機を通してアイスランドは多くを学びました。

  我々が得た教訓が指し示すのは、あなたが今おっしゃったように
  資本よりも労働が、金融業よりも製造業が大切であると
  いうことではありますが、

  経済危機について説明しようとするならば、
  社会には解決困難な、根源的な矛盾があることも
  言わねばなりません。

  我々アイスランド人にとって、民主主義は市場主義よりも
  大切ですが、
  今のあり方に疑問を呈するなら争いも起こります。
  
  ヨーロッパで起きていることを見てもそうですし、
  アメリカ社会も矛盾にみちた苦しい状況にあります。

  私たちはどうにかして解決を見出さなくてはなりません。
  犠牲を強いられるとしても、深刻な経済危機からは脱しなくては
  なりません。
  
  アイスランド社会の民主主義原理が経済のご都合主義に
  立ち向うなら、私が思うにはですが、
  それは争いをともなう苦難への旅立ちとなるのです。

イ 大統領、本日は我々のラジオ番組にご出演いただき
  ありがとうございました。


  レイキャビクの大統領執務室にいらっしゃる
  オラフル・グリムソン大統領への電話インタビューでした。
 
  CBCラジオワンの日曜版としてカナダの皆様と
  衛星放送を通じて北アメリカの皆様へ
  マイケル・エンライトがお送りしました。

              -----完-----

--------------------------------------------------

既存のやり方に異議を唱えることには

苦痛が伴う。

それがわかっていても

深刻な苦境からは何とかして

脱していかなければならない。


日本も今、未曾有の国難に瀕しています。

国土の半分に死の灰が降り注ぎ、

食べて応援・燃やして応援というジェノサイド政策が実行され、

国民の年金が投入された結果の株高に浮かれる人々がいる
一方で経済指標は悪化し続けており、

国民1人当たり約830万円の借金を背負わされて
いるという恐ろしい現実。
  
   国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の
   残高は2015年3月末時点で1053兆3572億円。
   人口推計をもとに単純計算すると、
   国民1人当たり約830万円の借金を抱えている。
   (2015年5月8日日経新聞記事より)


この期に及んで原発建設・再稼動・輸出が進んでいる
原子力帝国日本の既得権益構造はあまりにも強固と
いわざるを得ませんが、

この構造を平和的に変えていきたいのならば、
私たち一人ひとりが問題の本質を見極め、
考え、行動していくしかありません。

アイスランドの人々が何を考え、どのように道を切り拓いて
いったのかという実例は、
私たちにとって、かけがえのない行動指針になるはずです。

1975年のアイスランド 女性の9割がストライキ

2015.07.09 00:02|アイスランド
Iceland1975woman.png文字色

1975年10月24日、アイスランドの女性は男女平等の権利を

求めて立ち上がった。

女性の9割が仕事や家事を中断し、デモ行進に参加した。

国の機能はマヒした。

男性は見ていることしかできなかった。

1年後(1976年)男女同賃金を保障する法案が可決され

5年後(1980年)世界初の女性大統領が誕生。

アイスランドは現在、世界でもっとも男女差別のない国

となっている。


冷笑する人たち

2015.07.10 00:02|雑記
What is cool

私自身、何か政治的なことに関わる人とか
社会のために活動している人とか、
何とな~く苦手だったけれど

つまりは考えてなかったし、
考えようとも思わなかったし
考え方もよくわからなかったってことが
今となってはよくわかる。

<偏りたくないんで>
っていうのは<あんた偏ってるよね>と
こちらに言ってるのと同じ。

そんな人は偏りの全体像を把握しているわけではない。
テレビ新聞、周囲の雰囲気にのみこまれているだけ。
私自身がそうだったからよくわかる。

中立的なところにいたつもりだけど、気づいたら
放射性物質と化学物質まみれにされていた。
生まれにくく早死にしやすい
人口激減時代に突入してしまった。

テレビ新聞をうのみにしたばかりに
こんな酷い仕打ちを受けるなんて
思いもよらなかった。

何でもいいから誰か困っている人の立場にたって真剣に調べて
考え始めたら、
自分自身も困っているし弱者であることに気づけるし

調べもしないで考えもしないで
「中立でいたい」なんて
言っていたら何されるかわからないことが
見えてくるはず。

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