アイスランドの無血革命を考えるために:銀行の歴史

2014.01.18 00:31|アイスランド
お金の歴史 の続きです。

■アイスランド無血革命を考えるために:銀行の歴史

   金庫に金(GOLD)がなくとも紙幣を発行して金利をとる
   ようになった金細工師たちはやがて銀行家となりました。

   タダの紙切れを発行して金利をとるだけではなく、
   返済ができなかった人たちからは土地や家屋や宝石といった
   現物財産を取り上げることに成功した彼らは大金持ちに
   なっていきます。

   まさに錬金術です

   紙幣の仕組みを理解していなかったヨーロッパの王たちは
   銀行家が大量の金(GOLD)を持っていると信じていたため、
   資金繰りに行き詰まると銀行からお金(紙幣)を調達する
   ようになります。
 
   王たちは、その気になれば王その人が紙幣を発行できる
   ことを理解していなかったのです。

   「借り手は貸し手のしもべとなる」という旧約聖書の言葉どおり、
   王たちは銀行家のしもべとなりました。

   更には「国際的な銀行家」の登場により、世界のあり方さえもが
   根底から変わっていくことになります。
   
     <『円の支配者 誰が日本経済を崩壊させたのか』P85-86要約>

その「国際的な銀行家」の代表格が「ロスチャイルド一族」です。

1764年、ドイツでロスチャイルド商会を創設した
初代マイヤー・アムシェル・ロートシルト(ロスチャイルド)は、
1800年代に入ると5人の息子をヨーロッパ諸国に派遣し、
各国で銀行を創設させます。

Rothschild19c.png

  イラストはTHINKER 日本人が知らないニッポンから拝借

中でも注目すべきは、イギリスに渡った三男のネイサン・ロスチャイルドです。

1815年、イギリス連合軍とナポレオン率いるフランス軍との戦い
(ワーテルローの戦い)において、イギリス政府よりも早く
イギリス勝利の情報を得たネイサンはなんと、ナポレオン勝利
という噂を流しました。

相場は一気に大暴落。紙くず同然となった株と国債をネイサンが
買い占めたところでイギリス勝利の知らせが届きます。
相場が大暴騰したことは言うまでもありません。

イギリスの投資家の多くが破産の憂き目にあう一方、ネイサンは、
当時300万ドルだった財産を2500倍の75億ドルに増やしたと
いわれます。

このようにして、現在に至るロスチャイルド一族による世界支配の
礎が築かれました。

ワーテルローの戦いに勝ったのはロスチャイルドだった。


アイスランド無血革命のポイントは銀行改革にあります。
銀行改革の本質を理解するためには、お金の歴史、銀行の歴史、
そして国際的銀行と政治・経済との関係を知っておく必要があります。

鍋とフライパン革命。

ごくごくフツーの人たちが「これっておかしいよね」と言って
国のあり方を変えてしまったアイスランド。

ごくごくフツーの人たち。だけどとても賢明な人たち。

彼らに学びたい。
心からそう思います。


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