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南相馬市の悲鳴1 除染は無理という現場報告

2013.10.05 19:38|放射能
フクイチ原発の北に位置する南相馬市。
Minamisouma.png


この南相馬市で除染や住民避難の支援などに携わってこられた
吉田邦博さんのお話をうかがうことができました。

まず、除染。

原発内の工事に入られたご経験もある吉田さんは、
とにかく避難するしかないことを認識されていました。

ところが、国や行政による線引きが進んだ南相馬市では、
汚染度合いに大差はないのに、
避難させてもらえる人もいれば、させてもらえない人も
いるという状態になっていました。

現実問題として、高濃度に汚染されているにもかかわらず
そこで生活している子どもたちがいる。
放ってはおけない。
ご自身の避難はあきらめての除染が始まりました。

実際に除染してみると、コンクリートや瓦に
しみこんだ放射性セシウムは高圧洗浄しても取れるものでは
ありませんでした。

josen1.png


土や砂は入れ替えれば線量は下がりますが、
やはりどこからか飛んでくるものが付着するので、
しばらくすると線量があがっていくそうです。

それに何より、除染して下がったという線量でさえ
現在の日本の法律では、そこで飲食をしてはいけないレベル
であったりするのです。

そこで子どもが生活しているという矛盾。

ところが、地元メディアは、吉田さんの除染活動を、
「こんなに除染をがんばっているから安心して住める」
と報道してきました。

やむにやまれない除染であること、試験的なものにすぎないこと、
この線量では避難させなければ、と訴えているにも
かかわらず、です。

除染すれば住めるという幻想をふりまくメディア。
現行法律を無視する国と行政。

やりきれません。
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