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矢ケ崎克馬先生 高松勇先生 シンポジウム

2014.06.29 20:55|放射能
今年の3月、ドイツ・フランクフルト空港近郊の
マルティン・ニーメラー・ハウス* で、
「原発事故がもたらす自然界と人体への影響について」と題する
国際会議が行われました。

   *当ブログ「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」
   でご紹介したマルティン・ニーメラーゆかりの
   会議場です。   

国際原子力機関(IAEA)や、世界保健機関(WHO)、
国連科学委員会(UNSCEAR)などの「原子力ロビー」に所属していない
医師や科学者たちによる白熱会議。

本日2014年6月29日(日)、この国際会議に出席された
矢ケ崎克馬先生(物理学・琉球大学名誉教授)と
高松勇先生(小児科医)のお2人によるシンポジウムがあり
貴重なお話をうかがってきました。

■高松勇先生(小児科医)

歯切れのいい大阪弁で理路整然とわかりやすくお話くださる
とっても素敵な方でした。

内部被ばくとその影響についての国際的スタンダードも
311以降の日本の医学会の動向も熟知されているうえに、
私たちの不安にも真摯な姿勢で向き合ってくれる、
数少ないお医者様です。

福島県で89人の小児甲状腺がん患者が見つかったことは
繰り返しお伝えしてきましたが、
高松先生は、それが「アウトブレイク(異常多発)」
であることを明快にご説明くださいました。

これが過剰検査ゆえの「スクリーニング効果」であるならば、
全てのエリアにおいて発見率が同程度になるはず。
ところが、中通りと会津では発見率が全く異なります。
これはもう明確に「アウトブレイク(異常多発)」となるそうです。

FukushimaKoujousenGan1403.png
 <福島原発事故後の日本を生きる★ さんから引用>
  
   発生率が同程度であれば、上図は同じような色ばかりに
   なるはずです。

高松先生は、ただちに医療対策を充実させるとともに、
避難の権利を認めてあげる必要があると危惧して
おられました。

質問タイムでは、環境省が青森県・長崎県の小児甲状腺がんの
症例を持ち出してきて福島県と変わらないと強調したことについて
高松先生のご意見をうかがえました。

この件においては、母数の年齢構成が異なるので、
疾病の発生率についての比較検査は無理とのこと。

   国をあげての薄気味悪い誘導工作ばかりが行われているので
   危機感を持っていない人はあっさりだまされてしまい、
   正論を言う人が少数派になるという状態が続いています。

沖縄避難者にものう胞が多数見つかっているが、
機器の精度があがった故のことであって心配不要と
いわれたりもすることについては

1. のう胞が見つかった人の被ばくが明らかな場合、
  半年おきにフォロー検査をしたほうがよい。

2. 5mm以上ののう胞については、それがあるか無いかくらいは
  20年前のエコー機器でも十分に確認できる。

3. 最新鋭のエコー機器では、1~2mmののう胞の有無および
  形の不正を見て異常があるかどうかを確認できるまでに
  なっている。  

「福島県で行われている甲状腺検査の現実」
でもご紹介したとおり、福島県は事故後の5年間くらいは
検査そのものをしない、データを残さないという方針です。

高松先生は、このことを踏まえて、
自ら定期的な健康診断を受け、そのデータを保存しておくことが
大切になっていくだろうと言われました。

   福島原発事故の民事訴訟として最大規模となっている
   なりわい訴訟の弁護士先生も、個々人で健康診断データを
   とっておくこと、そしてできれば集団健診を行って
   一定母数のデータを蓄積しておくことは、色々な想定において
   とても重要になるだろうとおっしゃっていました。

最後に、フランクフルトの国際会議の様子について。

ヨーロッパの心ある医師や科学者たちは、フクシマの被害が隠蔽されつつ
あることに強い危機感をお持ちだそうです。

   可能な限り無用の被ばくを避けようとするヨーロッパの常識は、
   定期健康診断の帰結として世界一の医療被ばく国となっている
   日本の常識とはかけ離れています。
   もちろん、ヨーロッパの常識のほうが正しいのですが。

フクシマにおいて健康被害がなかったことになると、
ヨーロッパの脱原発、反原発運動が受けるダメージは計り知れません。

だから、ヨーロッパの方々にとっても、フクシマ
(このフクシマには日本人全員が含まれます)
の健康被害状況を明らかにすることは切実な問題なのです。

フクシマの健康被害を明らかにするための協力は惜しまない。

それが、ヨーロッパの心ある医師たちに共通する思いなのだそう。

矢ケ崎先生、高松先生たちをかけはしとして、
ヨーロッパの心ある人たちとつながっていきたい。
そう願わずにはいられません。

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