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追悼 野原千代さん 蝶の被ばく影響研究者

2015.10.31 09:09|放射能
Noharachiyosan2.png

野原千代さんがお亡くなりになりました。

彼女は、原発爆発後、私費で全国に飛び蝶を採取して
琉球大学の研究室に持ち帰り、
地道な比較研究をスタートさせ、
学術論文にまとめ上げてくださった最大の功労者です。

- 被ばくした蝶に見られる異常
- 子孫にみられる形態異常や影響
- 沖縄で採取した蝶にセシウム入りのエサを与えた場合
- 福島で採取した蝶を沖縄に持ち帰り、沖縄のエサで飼育した場合

等など多様な視点から比較観察し得られたデータは
優れた学術論文として世に送り出され、
世界中の人々に読まれつつあります。

今を生きる私たちが知らねばならない情報であるとともに
後世に引き継いでいくべき貴重な情報でもあります。

蝶の採取や研究を通して被ばくしてしまうことは
何とも悔しく、切なく、やるせないですが、
野原さんは、ご自身が深刻な体調不良に見舞われるようになっても

放射能に汚染された地域に住む人々のことや
この研究のために就職活動できずじまいとなった学生さんの
将来のことや
もちろんご家族のことを
心配されてばかりおられる優しい方でした。

沖縄在住でいらっしゃったことから、
野原さんのお話を講演会や勉強会で直にうかがうことが
できたのは私にとっては幸せな出会いでした。

野原さんのお話やたたずまいから感じられる強さと優しさに
勇気づけられ、励まされました。

野原さんの研究は、
生物の異常から人間への影響を察知してほしいという
思いに貫かれていました。

野原さんへの哀悼の気持ちをこめて、拙ブログ記事
<生物への異常は、人間への影響の予兆である>
を再掲します。

******************************

生物への異常は、人間への影響の予兆である





琉球大学 大瀧研究室で行われている蝶の研究。
今、世界的に注目されています。

放射能汚染によって蝶に異常が出ること、
そして異常が遺伝することなどは、すでに大瀧研究室の
研究から明らかになっていて、そして、
大瀧研究室のサイトでも紹介されています。

研究者の方々が1日の休みもなく蝶にエサを与え、世話をして
得られた貴重な成果がここにあります。

世代交代の早い蝶が教えてくれています。
高線量地域に住んではいけないと。

環境省国立水俣病総合研究センターの報告書より

  水俣病の悲劇を繰り返さないために 
  -水俣病の経験から学ぶもの-

   昭和30-32年 
   死滅した貝類の腐敗臭で海岸は鼻をつくようになった。
   猫狂い病はさらに増加。飼猫、のら猫とも狂死、また行方不明多数。

  第5章 考察と教訓  
 
  1)生物への異常を検知する感性

  生物への異常は、人間への影響の予兆である。
  住民も、企業も、行政も、これらに気づく目を持つことが必要であり、
  観察して得られた情報を無視したり、過小評価すると
  大きな被害を被ることになる。


こんな研究報告をあげている環境省が東日本の高線量地域の
生物の異常を無視し、住民を守ろうとしないのは
殺人幇助ではないですか?

すでに平時の200倍以上のペースで子どもの甲状腺ガンが
見つかっている福島。

ところが政府は、交付金500億円を計上して避難住民の帰還などを
支援するのだそうです。

頭がおかしくなりそうです。

経済、行政、教育、地域社会、
どれも大切だけど、その将来を担う子どもの
命と引き換えにできるものですか?

子どもを避難させてあげてください。


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