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終りに見た街

2016.01.06 18:17|雑記
owarini mita machi

終わりに見た街 ~あらすじ~

   昭和19年の終戦間近にタイムスリップしてしまった主人公一家と、
   友人とその息子。
   一億総玉砕の風潮の中、終戦日と戦後を知る彼らはそれまでを
   必死にしのごうと努力する。

   友人の息子は、タイムスリップ後、別人の様に無口になり、
   突然失踪する。

   東京大空襲を間近に控えたある日、
   突然帰ってきた息子は
   「皆がお国のために全力を尽くしているときに
   あなたたちは、それをバカにするようなことをしていいのか」
   と詰め寄る。

   彼の言動はまさにこの時代の人間そのものだった。
   そしてそれに同調する主人公の娘。
   「そうよ、お父さん、みんなががんばっているのに
   この戦争をつまらない戦争って」
   
   そのときサイレンが鳴り響く。
   空爆されなかったはずの地域が炎に包まれ
   家族は散り散りバラバラになっていく。

   そのとき主人公が見た景色とは・・・。


映像の記憶というのは不思議なもので、
突然フラッシュバックしてきて慄然とさせられる。

いつ見たかも、タイトルも覚えていない、うろ覚えの単発ドラマの
断片的なところが最近フラッシュバックするようになり、
気になって調べていたら、画像は悪いけれど、
1982年版のドラマがYTにアップされていました。

ちなみに、山田太一原作で、文庫化されていて、
1982年と2005年にテレビドラマ化されていたことがわかりました。

私が見たのは2005年版。

2005年当時、特にこの不良息子がバリバリの軍国主義者に変貌してしまう
その心情がまったく理解できなくて、ラストの救われなさもあり、
後味が悪すぎることだけが印象に残ったドラマ。

いきなり価値観の違う世界に放り込まれ、
すべてを失い、
ヘンな目で見られ、
その世界の行く末を知っている故の苦悩があり。

子供をその世界の学校に行かせるべきどうか
夫婦で悩み、家にいさせることになるとか。

外出できなくなった小学生の男の子は
孤独になり、笑顔が消えていくとか。

チョコレート、シュークリーム、おすし、
食べ物があふれていた街を思い出して
お姉ちゃんが泣き始めるとか。

救える命を救いたいと思っても、こちらが迫害対象となって
命の危険にさらされるとか。

子供たちは国粋主義者になっていき、
戦争に同調しない親を責め立てるとか。

このドラマのセリフの一つ一つ、
官製の安全デマが横行する中で
被ばくを避けて生きようとする親とその子供が発したものと
してみても、まったく違和感がない。。。

鳥肌が立つってこのこと。

刺さるよ。

泣くよ。

怖いよ。

しみるよ。

だからフラッシュバックするのか。
恐ろしや、山田太一センセイ。

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