常識とされてきたことを見直す

2014.01.06 00:02|歴史認識
広島市の平和公園。
原爆死没者に捧げる慰霊碑に刻まれている言葉。

「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」

Hiroshimaireihi.png


この碑文に対しては、原爆はアメリカが落としたものなのに、
日本人が日本人に謝罪するのはおかしいではないかと
いう意見があります。

そう言われると違和感がないでもないですが、
ほとんどの日本人は次のように思うのではないでしょうか。

日本が戦争を仕掛けなければ戦争は起こらなかった。
だから、原爆を落とされたのは日本が悪い。
無謀な戦争に日本人を引きずり込んだ
日本の軍部がすべて悪い。

私自身、つい最近までそう思っていました。

このような感覚を日本人に持たせるように仕向けたのが、
戦勝国のアメリカです。

戦後、GHQは日本人へ戦争に対する罪悪感を
植えつけることに注力しました。

「ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム」

日本人に罪悪感を植えつけるために、
実際には日本と連合国、特に日本と米国とのあいだの戦いであった大戦が、
現実には存在しなかった「軍国主義者」と「国民」とのあいだの戦いに
すり替えられていきます。

戦時中、アメリカ軍が日本人捕虜へ行った残虐行為は伏せられ、
紳士的なアメリカ軍というイメージが広められていくとともに
戦後日本を占領したアメリカ軍人による婦女暴行その他の犯罪が
報道されることはありませんでした。

また、GHQは検閲を行っていることを隠していたため、
ほとんどの日本人は検閲済みの情報しか与えられていないのだという
自覚すら持ちえなかったのです。

その結果_____

大都市の無差別爆撃も、
サイパンや沖縄での地上戦も、
広島・長崎への原爆投下も、
満州や朝鮮半島で行われた日本人への残虐行為も、
「軍国主義者」が悪かったから起った災厄であって、
民間人に対する無差別攻撃を行ったアメリカ人は悪くない。
それが戦後の日本人の常識になっていきました。

いわゆる自虐史観です。

『閉ざされた言語空間』の著者 江藤淳氏は、
自虐史観が日本の言論機関と教育体制に組み込まれていくと、
日本人は先祖や自分自身に対する誇りや信頼感を持つことが
できなくなり内部崩壊が続いていくと危惧しておられました。

原発事故、TPP、特定秘密保護法、増税、急激な人口減少・・・

確かに、日本が内部から崩壊しているとしか感じられない
出来事ばかりです。

今までの常識を見直すときに来ているのかもしれない。
そのように思えてなりません。

閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫)閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫)
(1994/01/10)
江藤 淳

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↑ 戦後日本を問い直す名著といわれています。


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